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画像:鉾杉
 鉾杉

画像:都々母杉
 都々母杉。右奥、拝殿右に立つのは鉾杉
名称 鉾杉 (ほこすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 40m(注2)
目通り幹囲 9.7m(注2)
推定樹齢 1300年(注3)
所在地の地名 茨城県久慈郡大子町下野宮(宿)
 
〃 3次メッシュコード 5540−13−70
 
〃 緯度・経度 北緯36度49分04.3秒
           東経140度22分23.0秒(注4)
茨城県指定天然記念物(1931年10月13日指定)
撮影年月日 2005年5月21日(左写真)
        2013年11月7日(少し大きめの画像)


注1)2001年6月1日に大子町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)現地の案内板による
注4)これは鉾杉の位置





 JR水郡線下野宮駅の北500mほどに近津神社が鎮座している。
 近津神社は地名の由来にもなった神社で、慶雲3年(707)に社殿を造営したと伝える古社。祭神は級長津彦命(しなつひこのみこと)など3柱。
 鉾杉は拝殿の右横(向かって左)に立っている。鉄柵で隔てられて近づくことができないが、柵の外からも、十分その巨体ぶりがわかる。茨城県指定天然記念物第1号。
 康平年間(1058〜65)のこと、陸奥征伐に赴く源義家が戦勝を祈願したとする伝承がある。その際に、神社創建当初より立つ杉の幹に、自分の鉾を立てかけたと言われている。「鉾杉」たる所以である。
 その際に義家自ら手植えしたと伝えられているのが、下写真の「都々母杉(つつもすぎ)」。こちらは、社殿に向かって右手前、一段低い参道脇に立つ。
 樹勢はこちらの方が良さそうで、樹高もこちらの方が高い。
 案内板では8m、「日本の巨樹・巨木林」では6.1mの目通りを有する。こちらも堂々たる巨樹である。
 
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