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名称 上新山宮下のサワラ
(かみにゅうやまみやしたのさわら)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 サワラ
樹高 23m(注1)
目通り幹囲 5.7m(注1)
推定樹齢 400年(注1)
所在地の地名 長野県伊那市富県(とみがた)上新山区宮下
〃 3次メッシュコード 5338−50−52
〃 緯度・経度 北緯35度47分46.1秒
東経138度01分56.3秒
伊那市指定天然記念物(2005年11月22日指定)
撮影年月日 2024年10月17日
注1)伊那市教育委員会が設置した案内板による(設置年月不詳)
上新山は地名。国道361号から県道210号(西伊那線、注2)に乗り換え、三峰川橋(みぶがわばし)を渡って南に向かう。この県道沿い、三界山(みつがいさん、1396m)西麓の集落が上新山宮下である。
新山簡易郵便局を右に見てから道なりに600m強、斜め左に登る道が分岐している。そこを曲がって進んで行くと、やがて右手前方に樹姿の美しい独立木のサワラが見えてくる。(ごく近くに達するまで案内表示がなく、また県道からはサワラの姿が見えないので、場所がわかりにくいかも知れない)
案内板によると、サワラは北原さんという方の氏神様の神木とされているようだ。私有物のサワラであるが、氏神様の前まで小道があったので、ちょっと失礼させていただいた。(この小道からの撮影なら、お断りしなくても許していただけるのではないだろうか)
神様に一礼して撮影開始。サワラは窮屈な場所に立っていて、また「引き」がとれないため、近くからは全体像が見えないが、その代わり、根元付近の力強い姿がよくわかる。
ご覧の通り容姿端麗、樹勢も良さそうだ。
サワラとしては大きさも十分で、天然記念物でもあるのだが、訪問時現在、何故か環境省巨樹データベースには未登録である。
ネット検索しても、上記「信州の文化財検索」以外に見つからなかった。
こんなに立派なサワラなのに、知る人は少ないようである。
注2)名称はこの通りだが、伊那谷及び伊那市街地から見れば東側にあるので注意 |
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