ページタイトル:艫神社のスギ 当サイトのシンボル

画像:艫神社のスギ 名称 艫神社のスギ (ともじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 茨城県日立市十王町友部東4丁目(注1)
 〃 3次メッシュコード 5440−75−95
 〃 緯度・経度 北緯36度40分07.8秒
           東経140度41分05.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年9月23日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 JR常磐線十王駅(かつての川尻駅)の南約300m。艫神社は市街地の神社だ。(参詣者用駐車場あり)
 同社のホームページ、及び境内の由緒碑によると、祭神は建甕槌命(たけみかづちのみこと)。草創については、中世この付近を治めていた矢田部山直が残した「山直日記」 に、次のような記述があるらしい。
 治承元年(1177)9月19日、山崎田中郷国井浜(現川尻町国井)に漂着した船の艫(とも。船尾のこと)に、一体の像が安置されていた。浜の住民から、像の献上を受けた矢田部山直は、これは鹿島の神が乗った船だとして、像を城内に安置。「艫之大明神」として、武運長久の守護神とした。
 その2ヶ月後、現在地に社殿を建立して遷座、領内の総鎮守としたのが艫神社の始まりだという。(のち、徳川光圀が神体を鏡に替えたそうだ)
 さて標記のスギについてだが、旧十王町内で最大の幹囲を誇る大杉である。(2013年9月現在)
 拝殿のすぐ手前、向かって左手に立っている。
 
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