ページタイトル:東円寺のイチョウ 当サイトのシンボルマーク

画像:東円寺のイチョウ 名称 東円寺のイチョウ (とうえんじのいちょう)
名称の典拠 「ふくしまの巨人たち」(注1)
樹種 イチョウ
樹高 28m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 390年(注2)
所在地の地名 福島県伊達郡川俣町字寺久保
 〃 3次メッシュコード 5640−34−88
 〃 緯度・経度 北緯37度39分39.9秒
           東経140度36分20.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年8月5日

注1)福島県公式ウェブサイト・コンテンツの一つ
注2)上記「ふくしまの巨人たち」による





 町役場がある川俣町中心地区の東に緑濃い高台があり、南麓には墓地が広がっている。浄土宗松風山慧眼院東円寺の墓地だ。(正式名は東圓寺だが、通例に倣い、新字体で東円寺と表記させていただく)
 浄土宗公式ウェブサイトの寺院紹介ページによると、良阿上人(1512年入寂)が舘山(注3)の地に東円寺を開山。しかし寛永14年(1637)6月の山洪水(山津波?)で崩壊流失してしまったため、正保4年(1647)、現在地に移転再建。以来、法燈を点し続けているという。
 イチョウの推定樹齢から計算すると、この再建時にイチョウも植えられたと考えられているようだ。
 単幹の大イチョウで、主幹は直立している。強剪定を受けてこんな姿だが、樹勢は良好。多くの葉を「これでもか」とばかりに満載している。
 今もとても若々しく見える。
 まだまだ大きくなりそうな大イチョウである。

注3)南に聳える舘ノ山のこと? 「ふくしまの巨人たち」では舘ノ越(たてのこし)とされている
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