ページタイトル:観音寺の大樟 サイトのシンボル

画像:観音寺の大樟

画像:観音堂とクスノキ
名称 観音寺の大樟 (かんのんじのおおくす)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 クスノキ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 9.6m(注2)
推定樹齢 伝承700年(注2)
所在地の地名 愛知県東海市荒尾町仏供田
 
〃 3次メッシュコード 5236−47−42
 
〃 緯度・経度 北緯35度02分14.5秒
           東経136度54分09.9秒
東海市指定天然記念物(1968年12月12日指定)
撮影年月日 2008年2月10日

注1)天然記念物指定名称は単に「大樟」というもの。それでは個体の識別名とはならないので、所有者の名を冠した
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による





 名鉄常滑線新日鉄前駅の北東500mほどの高台に、大悲山観音寺がある。荒尾観音と通称され、尾張33観音第11番札所。真言宗智山派のお寺だ。
 案内矢印に従って車を進めたら、いきなり観音堂の前に出た。
 標記のクスノキは、観音堂に至る石段の上部、向かって左手に立っている。
 斜面に立つため、境内平面からは、根元付近の様子がよくわからない。
 下から見上げてみようと、石段を下ったが、今度は、根元付近が灌木で覆われ、やはりよく分からない。しかし、データほどの幹囲はないように思われた。
 この辺りは、大工場が建ち並ぶ工業地帯である。
 工場はすべて浅海を埋め立てた場所に位置し、古くからの家々と住み分けている。
 高台にある境内からは、家々や工場群がよく見える。
 この地の変貌をじっと眺めてきたクスノキなのである。
 
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