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画像:坪野町のスギ(幹と並ぶ)

画像:坪野町のスギ
 スギの近くにあった御神体のような物体
名称 坪野町のスギ (つぼのまちのすぎ)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)
樹種 スギ
樹高 28m(注1)
目通り幹囲 7.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県金沢市坪野町
 〃 3次メッシュコード 5436−55−72
 〃 緯度・経度 北緯36度29分03秒
           東経136度39分14秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2004年6月5日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 金沢市内とはいえ、坪野町は、ずいぶん山の中である。乗用車同士でもすれ違いがままならない細い道は、あまり訪れる人がないことを物語っている。
 旧環境庁が1991年に刊行した「日本の巨樹・巨木林」に、大杉が事比羅神社に所属すると記されてあったので、坪野町集落内の事比羅神社を訪れた。しかし、そこには無かった。
 近くにお住まいの方にお聞きして、伏見川に下るコンクリート舗装の狭い道を1.5kmほど進む。突き当たりの小高くなったところに大杉が立っていた。環境庁資料にあるように、ケヤキの巨木も数本見える。緯度・経度を測定すると、3次メッシュコードに一致する。確かにこのスギが、そのようだ。
 大杉は、途中から4本に分かれている。そのためか、近づくまでは、あまり目立たなかった。
 大杉の回りはすっかり荒れ、藪をかき分ける状態だが、それでも周囲に比べれば下草が少ない。ここは事比羅神社の旧地だったのだろうか。
 わざわざ訪ね来る人が殆どいないと思われる辺地ではあるが、大杉の周辺には農地も少しある。今後も、地元の人々と仲良くつきあってゆくことだろう。
 
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