ページタイトル:津富浦のタブノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:津富浦のタブノキ(幹と並ぶ) 名称 津富浦のタブノキ (つぶうらのたぶのき)
名称の典拠 なし
樹種 タブノキ
樹高 30m(注1) 実際はもっと低い
目通り幹囲 8.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 千葉県成田市津富浦(注2)
 〃 3次メッシュコード 5340−53−93
 〃 緯度・経度 北緯35度49分51秒
           東経140度24分47秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年5月11日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による
注2)2006年3月27日、成田市に合併。旧行政区は香取郡大栄町





 津富浦小学校の南の民家の裏手に立つタブノキ。(2014年5月現在、環境省巨樹データベースではクスノキとされているが、タブノキが正しい)
 だいぶ前のことになるが、たびたび情報を寄せて下さる東京都杉並区のSさんから、このタブノキについても詳細情報をいただいていた。かねてより訪ねたいと思っていたところ、ようやく実現したわけである。
 タブノキは幹が途中で折れてしまったようで、以前、写真で見た姿に比べ、今は樹高も低く、少し離れると姿を認めがたい。Sさんからいただいた位置情報が大いに役立った。
 所有者の快諾を得て、樹下に立った。さすがに大きい。
 立ち上がってすぐに大きく2幹に分かれ、そのうちの1本は途中で折れている。かなり痛々しい姿だ。
 幹にはサルノコシカケも生え、樹勢が衰えつつあるようにも思えた。
 盛者必衰は自然の理とはいえ、これだけのタブノキにはそう出会えないだけに、少々残念な気がする。
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