名称　つつみ公園のケヤキ 　　　　（つつみこうえんのけやき） 名称の典拠　なし　（私が勝手に命名） 樹種　ケヤキ 樹高　３０ｍ（注1） 目通り幹囲　５．０ｍ（注2） 推定樹齢　３００年以上（注1） 所在地の地名　長野県長野市松代町松代（四ツ屋） 　〃　３次メッシュコード　５４３８−６１−６６ 　〃　緯度・経度　北緯３６度３３分３１秒 　　　　　　　　　　　東経１３８度１２分１６秒 天然記念物指定等　なし 撮影年月日　２００４年８月２日 注1）環境庁「日本の巨樹・巨木林　甲信越・北陸版」による 注2）私の目測値（私の目測法はここ）。環境庁データには幹周の値が欠けている 　「つつみ公園」は、市街部にある湧水池と、それを取り巻く木々からなる小さな公園である。公園といっても、一周できる遊歩道があるわけでなく、ベンチも遊具も、駐車場もない。近隣の人のほかは、野鳥のみに開放されているような、そんな小さな自然公園である。 　周囲の木々のうち、４本のケヤキが長野市保存樹木に指定されている。 　写真は、そのなかで最大の１本。主幹は途中で失われ、大枝もほとんどが切られて、その痕が瘤になって盛り上がっている。お世辞にも美しいとは言えない樹形だ。 　何かの原因で大きく傾いてしまった後、現在の枝を伸ばしたと思われる。基部と不釣り合いなほど、元気な枝だ。 　こんな姿になっても、なお若々しい枝を成長させることができる。第一印象で得た「老醜」の語を心中で撤回し、改めて敬意を抱いた。