ページタイトル:水分社のスダジイ 当サイトのシンボル

画像:水分社のスダジイ(幹と並ぶ) 名称 水分社のスダジイ (みくまりしゃのすだじい)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スダジイ
樹高 17m(注2)
目通り幹囲 5.6m(注2)
推定樹齢 300年以上(注3)
所在地の地名 山口県宇部市沖ノ旦(おきのだん)
 〃 3次メッシュコード 5031−71−98
 〃 緯度・経度 北緯33度59分43.2秒
           東経131度13分57.4秒
宇部市指定天然記念物(1980年3月31日指定)
撮影年月日 2017年3月30日

注1)設置者名が記されていないが、宇部市教育委員会が設置したのではないかと思われる。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による





 厚東川(ことうがわ)左岸、県道342号(琴芝際波線)の沖ノ旦橋東詰から東北東に200mほど入ったところに水分神社が鎮座する。(天然記念物としての名では水分社とされているが、神社庁への登録名は水分神社である)
 その名のとおり、田畑の耕作に欠かせない水の分配を司る神様を祀っている。秋期大祭では、白装束の担ぎ手が、深いところでは肩まで水に浸かり、厚東川の対岸まで御輿渡御するようである。(ウェブ版宇部日報 2009年10月5日のページを参考)
 その境内にスダジイ巨木が立つ。
 案内板によると、かつては地上2mほどの高さで2幹に分かれ、大きな樹冠を誇っていたようだが、平成3年(1991)9月の台風で東側の幹を失ってしまったらしい。根元付近の太さに比べ、4mほどの高さでは極端に細くなっているように見えるのは、もう1本の幹と勢力を分け合っていたからなのだろう。
 それから25年と少し。以前の姿は知らないが、今の姿も十分に堂々としてきたように思われる。
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