ページタイトル:宇芸神社のムクロジ 当サイトのシンボルマーク

画像:宇芸神社のムクロジ 名称 宇芸神社のムクロジ
    (うげじんじゃのむくろじ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ムクロジ
樹高 14m(注2)
目通り幹囲 4.0m(注2)
推定樹齢 300年余(注2)
所在地の地名 群馬県富岡市神成(かんなり)(中組)
 〃 3次メッシュコード 5438−26−96
 〃 緯度・経度 北緯36度14分44.1秒
           東経138度50分00.0秒
富岡市指定天然記念物(2010年4月28日指定)
撮影年月日 2017年10月18日

注1)富岡市教育委員会が設置(設置年月不詳だが、天然記念物指定後に設置したと思われる)。天然記念物としての名称もこれに同じ
注2)上記案内板による





 上信電鉄神農原(かのはら)駅の西北西約1km。東西に連なる山並みの南麓に宇芸神社が鎮座する。
 環境省と群馬県が連名で設置した案内板によれば、祭神は倉稲魂神(うかのみたまのかみ)、いわゆるお稲荷(いなり)さんである。天武天皇の頃(672〜86)の創立と伝え、延喜式内社。
 境内前面、表参道入口の横に左図のムクロジが立つ。
 ムクロジは温暖な場所に育つ樹木である。群馬県には自生しないと思われる。立っている場所を考えても、明らかに人の手で植えられたと思われるが、誰がいつ、どんな理由で植えたのだろうか。残念ながら、天明期(1781〜89)の火災で神社の記録が焼失、もう分からなくなってしまったようだ。(富岡市設置の案内板を参考)
 周囲に三角コーンを設置して、ムクロジに車を近づけないようにするなど、氏子のみなさんもムクロジを大切に思っておられるようだ。
 素人目ではあるが、目下の樹勢は良好に見える。
 これからもまだまだ大きくなることと思われる。
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