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画像:雲昌寺の大ケヤキ(幹と並ぶ)

画像:雲昌寺の大ケヤキ(全景)
名称 雲昌寺の大ケヤキ (うんしょうじのおおけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 8.5m(注2)
推定樹齢 伝承700年(注2)
所在地の地名 群馬県利根郡昭和村川額(かわはけ)
 〃 3次メッシュコード 5439−70−24
 
〃 緯度・経度 北緯36度36分11.8秒
           東経139度03分14.9秒
群馬県指定天然記念物(1957年9月10日指定)
撮影年月日 2003年8月5日

注1)1998年3月30日に群馬県教育委員会と昭和村教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による





 利根川の左岸を走る県道255号に東面して立っている。
 赤城山雲昌寺は曹洞宗の禅寺。現在地には寛文2年(1662)に移ってきた。そのとき既に樹齢400年ほどの巨木があったと伝えている。それが樹齢700年の根拠であろう。
 案内板によれば、弘化4年(1847)2月29日の昼頃、集落の南で火事が発生した。折からの南風にあおられ、みるみる燃え広がって50数軒を焼き、さらに寺を飛び越えて11軒が焼けた。
 この火災でケヤキも南側が焼けたという。現在も空洞の内部は焦げたままである。
 集落の焼失部分の中間にあった寺が焼けなかったのは不思議である。人々は、ケヤキが身を挺して寺を守ったのだと思った。
 背は低くなったが、ケヤキは今でも元気だ。ケヤキ独特の、扇を広げたような見事な樹形を形作っている。
 
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