ページタイトル:内船八幡神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:内船八幡神社のクスノキ(幹と並ぶ)

画像:内船八幡神社のクスノキとイチョウ
名称 内船八幡神社のクスノキ
    (うつぶなはちまんじんじゃのくすのき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 クスノキ
樹高 34m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 山梨県南巨摩郡南部町内船
 〃 3次メッシュコード 5238−73−37
 〃 緯度・経度 北緯35度17分06.2秒
           東経138度27分43.6秒
南部町指定天然記念物(1972年5月10日指定)
撮影年月日 2009年11月28日

注1)環境省が2000年に実施したフォローアップ調査による





 南部町役場の北300mほどに八幡神社が鎮座している。平安末期に京都石清水八幡宮より勧請されたという古い神社だ。
 石段を登り切ったところ、左右に立つイチョウとクスノキが町から天然記念物指定を受けている。クスノキは向かって右手。
 根元に見える黄色い塊は、隣のイチョウの落葉。クスノキは常緑樹だから、こんなに一度に葉を落とすことはない。
 天然記念物指定を受けた1972年時点での幹囲は475cm。町誌編纂のため1996年に再測定したら、527cmに増えていたという。24年間に幹囲が52cmも増えたことになる。測定部位が厳密に同じだったかどうかわからないので、この成長率が正しいかどうかについて即断出来かねるが、今も着々と大きくなりつつあることは間違いない。
 現在、山梨県内に生育するクスノキでは、「本遠寺の大クスノキ」に次いで第二位の幹囲を有している。第一位のクスノキが主幹を失って、樹冠が小さくなってしまったことを思えば、いずれ50年を待たずして、順位が入れ替わることだろう。
 
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