ページタイトル:宇津木家の椎 当サイトのシンボル

画像:宇津木家の椎


画像:宇津木家の椎(幹と並ぶ)
名称 宇津木家の椎 (うつぎけのしい)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スダジイ
樹高 16m(注2)
目通り幹囲 6.0m(注2)
推定樹齢 500年(注2)
所在地の地名 茨城県稲敷郡阿見町吉原
 〃 3次メッシュコード 5340−71−78
 〃 緯度・経度 北緯35度59分10秒
           東経140度13分52秒
阿見町指定天然記念物(1979年11月24日指定)
撮影年月日 2010年2月13日

注1)設置者名・設置年月とも不詳(阿見町教育委員会が設置した?)
注2)上記案内板による





 圏央道阿見東インターチェンジの北西に下吉原の集落がある。標記の大シイは、その集落内に潜んでいる。
 集落のあるところは、霞ヶ浦に注ぐ小野川の支流の一つ、桂川の左岸高台。
 樹名からお分かりのように、大シイは個人の所有物であり、当然ながら私有地に立っているわけだ。
 しかし、嬉しいことに、シイノキのすぐ横に細い道が切れ、通行が可能になっている。(シイノキの横から川原に下りる道もある)
 ここももちろん私道だと思われるが、ご迷惑にならぬよう良いマナーをもってのぞめば、通らせていただけるということなのだろう。所有者のお心遣いに感謝したい。
 ご覧のように、多くの大枝を残す立派なスダジイである。
 案内板によれば、5月頃、この木の洞で、フクロウが毎年のように雛を孵すらしい。椎若葉も美しいそうだ。
 ヒトと木とフクロウ。ともに共生する良い環境が、いつまでも続いてほしいものだ。
 
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