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名称 宇津井大歳神社のアラカシ
(うついおおとしじんじゃのあらかし)
名称の典拠 なし
樹種 アラカシ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 島根県浜田市宇津井町
〃 3次メッシュコード 5232−21−83
〃 緯度・経度 北緯34度54分15.6秒
東経132度10分20.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年10月9日
注1)浜田市指定名木の標柱側面に記載されたデータによる
かつて中国山地を横断して広島と浜田を結ぶ鉄道が計画された。広浜(こうひん)鉄道である。
しかし実現することはなかった。計画が放棄されるには様々な原因が重なったのだろうが、最大の要因は日本が戦争に突入したからである。
計画が完遂されれば、鉄道はここ宇津井町を通るはずであった。
今は鉄道敷地の一部を県道301号(佐野波子(はし)停車場線)が走っている。
県道は緩やかに蛇行する下府川(しもこうがわ)に沿って走るが、鉄道は蛇行部分をトンネルで抜けるはずであった。
今福第三トンネルを北に抜けた先には五連アーチ橋が架けられていた。今は、県道がその上を通っている。(もちろん、橋は、拡幅をはじめ大幅に改修されているが、五連アーチの姿は残っている。(県道を走行中、車窓からもちらっと姿が見えるのだが、気づかずに通り過ぎてしまうかも知れない。グーグルマップ(及びグーグルアース)には五連アーチ橋の表示あり)
そのアーチ橋部分の県道から右手前方に見えるこんもり繁る森が大歳神社の森である。
その森全体が浜田市の名木に指定されている。
そのなかで最大の個体が左図のアラカシ。社殿のすぐ横に立っている。
幹に大きな空洞があるものの、樹勢は悪くなさそうだ。
ただ、残念ながら6mまでの幹回りはないのでなかろうか。(実測したわけではないので私の勘違いかも知れない) |
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