ページタイトル:若狭姫神社の千年杉 当サイトのシンボル

画像:若狭姫神社の千年杉 名称 若狭姫神社の千年杉
    (わかさひめじんじゃのせんねんすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 6.1m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福井県小浜市竜前(りゅうぜん)
 〃 3次メッシュコード 5335−16−72
 〃 緯度・経度 北緯35度28分44.5秒
           東経135度46分48.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年5月19日

注1)若狭姫神社では御神木「千年杉」と呼んでいるが、同じ名が各地にあるので、私のサイトでは、神社名を冠して呼ばせていただく
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 若狭姫神社の祭神は若狭姫大神(=豊玉姫命、とよたまびめのみこと)。遠敷川沿いに1.5kmほど遡ったところに鎮座する若狭彦神社の祭神である若狭彦大神 (=彦火火出見尊、ひこほほでみのみこと)の妻神である。
 元来は若狭彦神社の下社として創建されたようだが、人と神との力関係が変化してくると、人にとって都合がいい、町に近い方が徐々に重きを増してくるものだ。当地でもその例に漏れず、既に室町時代から、祭祀の中心が若狭姫神社に移ってきたようだ。
 若狭一の宮を称するだけあって、なかなか立派な神社である。
 随身門を潜ると、正面に千年杉が見える。
 樹勢は良さそうだが、かなり手前に傾いている。それに対して何の処置もなされずにいるところをみれば、昔からずっとこの姿だったのだろう。
 傾いた姿は、参詣者に神徳を授けている姿のようにも思われる。
 
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