ページタイトル:鷲倉神社の姥杉 サイトのシンボル

画像:鷲倉神社の姥杉
画像:鷲倉神社の姥杉(遠望)

画像:鷲倉神社の姥杉_2
名称 鷲倉神社の姥杉 (わしのくらじんじゃのうばすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 36m(注2)
目通り幹囲 8.2m(注2)
推定樹齢 400年以上(注2)
所在地の地名 宮城県仙台市泉区福岡字天神(小山)
 
〃 3次メッシュコード 5740−46−42
 
〃 緯度・経度 北緯38度22分16秒
           東経140度46分47秒
宮城県指定天然記念物(1998年1月16日指定)
撮影年月日 2008年8月26日

注1)1985年4月に仙台市教育委員会が設置
注2)上記案内板による





 泉区の最北部、泉ヶ岳スキー場に向かう県道223号(泉ヶ岳公園線)の東に屏風岳(291m)があり、その山頂近くに鷲倉神社が鎮座している。
 屏風岳は、名前から想像するように、険しい山容を持つ山だったと思われる。山岳地帯の前衛地域で、離れ山のようだったことも信仰対象とされた理由の一つではなかったのだろうか。
 かつては北西側から登っていたようだ。鎖につかまって登る険しい道だったようで、当時の登山口に当たる集落の名も「鎖」である。その後、神社は少し東側に遷座し、登拝ルートも東の小山集落からに変わった。
 その屏風岳が、砕石の採取で、ずいぶん姿を変えた。いずれ西半分が消滅することになるのかも知れない。
 幸い、神社も大杉も無くなってしまうことはなさそうだ。
 今は、神社まで自動車で行くことも出来る。砂利道ではあるが、100mほどの標高差を歩かなくて済むので、足腰が弱りかかっている者には嬉しい。
 大杉は境内の真ん中に、凛とした姿で立っていた。
 慶長9年(1604)藩祖伊達政宗が社殿を造営した記録が残っているという。
 大杉が生を受けたのは、それより遅くはないように思われる。


画像:鷲倉神社の姥杉(幹と並ぶ)
 
ボタン:宮城県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る