ページタイトル:幸福寺の枝垂桜 当サイトのシンボルマーク

画像:幸福寺の枝垂桜 名称 幸福寺の枝垂桜 (こうふくじのしだれざくら)
名称の典拠 なし
樹種 エドヒガン
樹高 10m(注1)
目通り幹囲 3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福島県西白河郡矢吹町新町
 〃 3次メッシュコード 5540−62−35
 〃 緯度・経度 北緯37度11分44.2秒
           東経140度19分13.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年4月2日

注1)まったくの目分量





 東北自動車道矢吹インターチェンジの東方約2km。旧奥州街道に面して天台宗幸福寺がある。
 このあたり、街道に沿って、北の方から北町、本町、中町、新町と続く。幸福寺は新町にあるのだが、街道沿いに家が集まるようになったのは、これらの町のなかでは比較的新しいということだろうか。
 余談だが、「福」の文字を含む寺号は珍しくないが、寺号に「幸」の文字を見るのは珍しいように思う。(注2)
 幸福は仏教用語に無いのか、それとも昔と今では語感が違うのか、寺号に見ない詳しい理由は知らないが、それを離れて言えば、とにかく今日では「幸福」は嬉しいことの第一番という感じである。幸福寺という寺号を目にしただけでも、何となく嬉しくなってくる。(境内には「しあわせ観音」さんもおられる)
 閑話休題。
 旧奥州街道から本堂までの間に、しだれ桜が数本立っていて、満開だった。(奇しくも新町の隣の住所は花咲である)
 それらに満足して帰ってしまう方もおられるようだが、実は、本堂の裏にもう1本あって、これが一番大きい。
 主幹を途中で失い、樹高が低く、見る角度によっては樹形がアンバランスだが、美しく見える角度もある。
 これを見ずに帰ったのではもったいない。

注2)わが新潟県の寺院名鑑を調べてみたら、「福」は200ヶ寺近くあったが、「幸」は1ヶ寺も無かった
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