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画像:八幡神社の大杉

画像:八幡神社の大杉(遠景)
名称 八幡神社の大杉
    (はちまんじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 40m(注2)
目通り幹囲 7.4m(注2)
推定樹齢 2300年(注3)
所在地の地名 石川県加賀市山中温泉菅谷町(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5436−22−79
 
〃 緯度・経度 北緯36度13分46.0秒
           東経136度21分59.7秒
国指定天然記念物(1943年8月24日指定)
撮影年月日 2006年6月3日

注1)ケヤキ(?)一枚板の立派なものだが、設置者・設置年月とも不明
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)上記案内板による
注4)2005年10月1日、加賀市に合併。旧行政区は江沼郡山中町





 旧山中町役場から2kmほど南に、大聖寺川を挟んで2件の国指定天然記念物の大杉がある。
 そのうちの1件、右岸の菅谷町に立つのは八幡神社の大杉。
 地上4mほどでほぼ同じ太さの3幹に分かれていることから、三又杉とか三股杉と呼ばれることもあるようだ。
 この樹形については伝説がある。
 この杉は、もとは単幹の大杉だった。あるとき、村人が大杉を伐採して船の帆柱用に高く売る算段をした。ところが、翌日、神社に行ってみると、杉は3本に分岐し、帆柱にできないような姿になっていたというのである。
 私が住む新潟県の将軍杉にも同様な伝説が伝わっている。
 目先の利にとらわれて、大切なものを粗末にすると、神罰が下されるとの教えなのであろう。
 
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