ページタイトル:大和神社のスギ 当サイトのシンボル

画像:大和神社のスギ(幹と並ぶ)


画像:大和神社拝殿前のスギとケヤキ
名称 大和神社のスギ (やまとじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 43m(注1)
目通り幹囲 5.7m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 岐阜県揖斐郡揖斐川町上南方
 〃 3次メッシュコード 5336−14−95
 〃 緯度・経度 北緯35度29分43秒
           東経136度33分40秒
揖斐川町指定天然記念物(1967年12月14日、「大和神社の社叢」として境内林全体を指定)
撮影年月日 2011年5月8日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による





 桂川左岸、城台山(223m)の西に大和神社が鎮座している。
 祭神は大国魂命(おおくにたまのみこと)。浅学にして、聞いたことのない神名だったので、後日調べてみたところ、国の魂(霊)、つまり国土そのものを神格化したものらしい。
 境内に掲示されたパンフレットの一葉には「今の表山が、昔は倭(やまと)山と呼ばれており、その山をご神体とした」とも記されている。神社の西400mほどのところに、標高95mの小さな独立峰があるが、これが表山なのだろうか。
 現在では三方を住宅団地に囲まれ、決して境内が狭すぎるわけではないのだが、何となくこじんまりした神社になってしまった。
 社叢全体が町天然記念物に指定されたのは昭和42年(1967)。時期としては早い方だ。
 なかで、2本が目についた。
 1本は上図の大杉。そしてもう1本(というか1組)は、ケヤキと寄り添うように立つスギ。直立するスギと、つかず離れず身をくねらせるケヤキに、なんとなく夫婦の姿が連想された。
 他にもう1本、大杉があったそうだが、これは昭和9年(1934)の室戸台風で倒れてしまったそうである。
 
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