ページタイトル:矢の浦のカヤ 当サイトのシンボルマーク

画像:矢の浦のカヤ(幹と並ぶ) 名称 矢の浦のカヤ (やのうらのかや)
名称の典拠 なし
樹種 カヤ
樹高 10m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 300年(注1)
所在地の地名 岩手県陸前高田市小友町矢の浦
 〃 3次メッシュコード 5841−35−83
 〃 緯度・経度 北緯38度59分13.8秒
           東経141度40分12.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年5月14日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 広田半島の付け根付近に仁田山(にたやま、253m)がある。広田半島の最高峰だ。
 左図のカヤがあるのは、地図上で、その仁田山から北西方向の佐五郎鼻に向けて引いた直線が、西岸の高台沿いに走る道路と交わるあたり。矢の浦公民館の北方約100m。上記道路からも見える。(脇見運転注意)
 個人所有のカヤで、家の裏山のような所に立つ。
 ちょうど奥様が畑仕事をしておられたので、許可を得て、カヤの根元に立った。
 下枝を切って形が整えられていることもあって、姿の良いカヤだ。体格も立派で、樹勢も良さそう。
 根元には「大日如来」と刻んだ石塔や、笠塔婆らしきものが見える。きっと、このカヤも大切にされてきたのだろう。
 カヤの近くの地面に穴が開いていた。奥様に伺うと、昔の防空壕跡だとのこと。ただし、奥様は戦後に嫁いでこられたため、使ったことはないそうである。
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