ページタイトル:横欠のからかさ松 当サイトのシンボルマーク

画像:横欠のからかさ松 名称 横欠のからかさ松 (よこがけのからかさまつ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 アカマツ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 5.6m(注2)
推定樹齢 300年(注2)
所在地の地名 岩手県岩手郡雫石町上野(横欠)
 〃 3次メッシュコード 5940−47−54
 〃 緯度・経度 北緯39度43分04.7秒
           東経140度55分49.5秒
雫石町指定天然記念物(2005年3月4日指定))
撮影年月日 2017年5月10日

注1)雫石町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)雫石町公式ウェブサイト中の文化財紹介ページによる(2004年調査)





 JR田沢湖線赤渕(あかぶち)駅の北方2.8kmほどのところに、北に長く尾根を延ばして袖山(461m)が横たわる。横欠(よこがけ)集落は、その尾根の途中から東に向かう支尾根の麓。
 地理院地図では集落の西に池が一つ描かれていて、その近く、山裾を走る未舗装路の路傍に「からかさ松」への案内矢印が出ている。(そこに至る途中にも案内表示あり)
 杉林の中、ウッドチップを敷いた小道を歩いて行くと、やがて、「からかさ松」が現れる。歩く時間はいくらでもない。
 上記雫石町の文化財紹介ページによれば、「昔から山神様の木と言われ、古くから信仰の対象となって」いたとのことである。
 左図でおわかりのように、ひょろっと伸びたような樹姿をしている。かつて松の周囲にもスギがあって、樹高を競い合ったからだろうか。(当否不明)
 そんな姿だから、写真で見るとほっそりして見えるかも知れないが、実際はなかなかの大松である。
 松枯れ病の猛威で各地のアカマツが次々と失われ、今ではこれだけのアカマツは数少なくなってしまった。
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