ページタイトル:吉高の大桜 ロゴ:人里の巨木たち

画像:吉高の大桜

画像:吉高の大桜(全景)
名称 吉高の大桜 (よしたかのおおざくら)
名称の典拠 天然記念物指定名称(注1)
樹種 ヤマザクラ
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 6.7m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 千葉県印西市吉高(注3)
 〃 3次メッシュコード 5340−51−38
 〃 緯度・経度 北緯35度47分04.7秒
           東経140度13分55.6秒
印西市指定天然記念物(1981年10月15日指定)
撮影年月日 2014年5月13日

注1)現地の案内板(1999年2月に旧印旛村教育委員会が設置)では「吉高の大ザクラ」とカタカナ
注2)上記案内板による。なお、低い位置で複数幹に分岐する樹形のため、目通り幹囲を測定できない。それで、案内板は「根回り周囲」を6.65mとしている。ただし、分岐点より下ではどこも同じような太さに見えることから、この値を目通りに流用させてもらった
注3)2010年3月23日、印西市に合併。旧行政区は印旛郡印旛村





 桜は花の時期が一番だが、若葉の季節の訪問となった。美しい姿を期待された方には、「すみません」と謝るしかない。
 しかし、敢えて花の無い姿を紹介したのは、サクラであるということから離れ、1本の巨木として見ても素晴らしい大桜だからである(少し負け惜しみも混じるが・・・)。
 畑地のなか、1mほど土盛りされた上に立つ。この場所は、サクラを所有する家の祭祀場(氏神)だという。先祖の墓地にサクラを植えるのと同様な感覚で植えられたのだろうか。
 雨がちな日だったことでもあり、畑には誰もいない。もちろん、葉桜を見に来る人も。サクラとは一対一の対面である。大桜を独り占めにした感じ。
 樹形といい、大きさといい、勢いといい、すべて申し分なし。
 やっぱり花も見てみたいものだ。
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