ページタイトル:陽泰寺の枝垂れ桜 当サイトのシンボルマーク

画像:陽泰寺の枝垂れ桜 名称 陽泰寺の枝垂れ桜 (ようたいじのしだれざくら)
名称の典拠 なし
樹種 エドヒガン
樹高 10m(注1)
目通り幹囲 3.5m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福島県福島市平石雷電前
 〃 3次メッシュコード 5640−43−36
 〃 緯度・経度 北緯37度41分59.5秒
           東経140度26分47.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2021年4月6日

注1)現地の標柱による
注2)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測





 JR東北本線南福島駅から直線距離で南(やや西寄り)に約2.8km。道を1本挟んで、平石小学校の南に隣接して墓地があり、そこに左図のシダレザクラが立つ。
 標柱に、桜の所有者が陽泰寺だとあった。ここは共同墓地でなく、300mほど離れて西の山裾に見える曹洞宗香取山陽泰寺の墓地らしい。従って私のサイトでは標記のように名付けさせてもらったが、立地場所の地名から「平石の枝垂れ桜」とか「雷電前の枝垂れ桜」と呼ばれることもあるようだ。
 標柱に記された幹囲は290cm。福島市から保存樹指定を受けたのが昭和59年(1984)だから、その時の測定データだろうか。私が訪ねたのは、それから37年後。幹囲実測値は354cm。
 エドヒガンは長寿になりうる樹種である。これからもまだまだ大きくなるとともに、古木としての風格も身につけてくることだろう。
 ちょっと遅すぎるタイミングでの訪問となった。桜は、枝にほんの少し花が残るだけの「散り果て」状態。
 地図上では離れていなくても、標高や日当たりの違い、樹種によって開花時期に差があること等、1回の探訪で予定した全ての桜に美しく装ってもらうのは難しい。
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