ページタイトル:温泉八幡神社の夫婦杉 当サイトのシンボル

画像:温泉八幡神社の夫婦杉(幹と並ぶ)

画像:温泉八幡神社の夫婦杉(遠景)
名称 温泉八幡神社の夫婦杉
    (ゆせんはちまんじんじゃのめおとすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 38m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 福島県岩瀬郡天栄村湯本字高寺
 〃 3次メッシュコード 5539−77−39
 〃 緯度・経度 北緯37度16分42.6秒
           東経139度59分27.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年10月29日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)全くの目分量。上記の旧環境庁資料には、2本の株立ちで、太い方の幹囲が5.2m、幹囲の合計値は9.0mとあった。ならば、細い方は3.8mであり、2本の太さがかなり異なることになる。しかし、実際は、とても9mなどという大きさでなく、また2幹は太さがほぼ同じである。データの記載ミスだったのだろうか。それとも、事実この大きさの巨木があったが、既に失われたということなのだろうか





 国道118号蝉トンネル東口から1.5kmほどに郵便局があり、そこから南に入った突き当たりが温泉八幡神社である。(近くに駐車スペースが無いので注意)
 案内板によれば、弘仁9年(818)、嵯峨天皇が重い病に罹った。山城国の八幡神社に祈願したところ、「陸奥岩背国の双岐岳(ふたまただけ)の麓に鶴沼という清流あり。その南方に湧く熱湯の湯垢を取って入浴すべし」との神託があった。そのため侍従を遣わして湯垢を都に持ち帰り、全快することが出来た。喜んだ天皇が山城の八幡神社を湯本に遷させたのが温泉八幡神社の始まりだそうだ。
 石清水八幡宮の創立が貞観2年(860)。それより前の出来事ということになる。真実性についてはかなり疑わしいが、まあ信じることとしよう。
 さて、標記のスギは、石段を上って左側。下から既に姿が見えている。注連縄が2本。御神木とされているようだ。
 向かって右側にも、なかなかの姿の大杉がある。環境庁資料にある5.9mのスギがこれだと思われるが、こちらも、実際にはもう少し細そうだ。
 
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