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画像:赤石けやき_1


画像:赤石けやき_2
名称 赤石けやき (あかいしけやき)
名称の典拠 現地の注意書き(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 21m(注2)
目通り幹囲 6.7m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 青森県三戸郡南部町赤石
 
〃 3次メッシュコード 6041−42−83
 
〃 緯度・経度 北緯40度24分40.5秒
           東経141度17分40.2秒
南部町指定天然記念物(1974年7月22日指定)
撮影年月日 2005年8月1日(左写真)
        2013年8月13日(少し大きめの画像)


注1)「駐車はやめて/木を弱らせます/天然記念物“赤石けやき”は地域の貴重な遺産です/大切にしましょう/教育委員会」の注意書きから引用。なお、標柱に記された天然記念物指定名称は単に「けやき」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 赤石集落は南部町役場から見て、馬淵川(まべちがわ)の対岸。
 赤石橋を渡って右折すると、すぐ左側に十二神社があり、道路脇に大ケヤキが立っている。太い注連縄が巻かれている。十二神社の御神木らしい。
 ここは名久井岳(615m)の北麓にあたる。集落の東側で馬淵川の谷が狭まり、赤石側は崖になっている。昔そのあたりに、南部氏の臣桜庭安房の居館があったようだ。居館といっても、要所を守る出城のようなものだったのだろう。戦国の世が終わって間もなく廃されたようだ。
 大ケヤキは、その頃から生き続けてきたのだろうか。岩塊上に根を下ろしたものか、根がうねる様は、まさに格闘の姿である。瘤だらけの顔つきに、戦国武士の面貌を重ねてしまうのは私だけだろうか。
 訪ねた際、夏休みに入った子供が、ケヤキにとりついて遊んでいた。
 老ケヤキの無骨な面構えが、つい緩みがちになってしまうことが想像されて、こちらもつい微笑んでしまった。
 
 
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