ページタイトル:赤穴八幡宮のメタセコイア 当サイトのシンボルマーク

画像:赤穴八幡宮のメタセコイア 名称 赤穴八幡宮のメタセコイア
    (あかなはちまんぐうのめたせこいあ)
名称の典拠 なし
樹種 メタセコイア
樹高 不明
目通り幹囲 4.2m(注1)
推定樹齢 100年未満
所在地の地名 島根県飯石郡飯南町上赤名(向谷)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5232−35−97
 〃 緯度・経度 北緯34度59分44.2秒
           東経132度42分47.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年10月12日

注1)地表面から1.3mの高さで実測
注2)2005年1月1日、頓原町と合併して飯南町に。旧行政区は飯石郡赤来町(いいしぐんあかぎちょう)





 赤穴八幡宮を訪ねた。環境省巨樹データベースに載るスギモミに会うためである。
 訪ねてみると、データになかったメタセコイアがあった。幹囲実測値は424cm。予期せぬ出会いが嬉しい。
 メタセコイアとラクウショウは外見がよく似ている。樹種を確定するために葉を確認していたところ、サカキを手にした方が近づいてこられ、「メタセコイアです」と教えて下さった。神主さんが境内のどこかにサカキを供えるために歩いてこられたのだ。
 このメタセコイアは、50〜60年前に植えられたとのこと。少し考えて、「もしかしたら50年も経っていないかも知れない」とおっしゃる。苗の樹齢は多くても10年未満であろう。その分を加えても、なんと、後期高齢者の私よりも若いのだ。
 少なくとも戦前ではないかと想像していた私は、驚きすぎて植樹の経緯をお尋ねするのを忘れてしまった。
 私よりも後輩のメタセコイアは、十分に背が高いことはもちろん、幹には凹凸が生じて、逞しさも感じさせる。
 立派な後輩に見惚れるばかりだった。
ボタン:島根県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る