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画像:赤谷十二社の大ケヤキ

画像:赤谷十二社の大ケヤキ(幹と並ぶ)

画像:赤谷十二社の大ケヤキ(全景)
名称 赤谷十二社の大ケヤキ
   (あかたにじゅうにしゃのおおけやき)
名称の典拠 「にいがた巨樹・名木100選」(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 47m(注2)
目通り幹囲 9.8m(注2)
推定樹齢 1000年(注3)
所在地の地名 新潟県十日町市赤谷(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5538−65−45
 
〃 緯度・経度 北緯37度12分18.5秒
           東経138度41分19.7秒
新潟県指定天然記念物(1958年3月5日指定)
撮影年月日 2002年5月3日(左写真)
        2010年11月7日


注1)1999年に新潟県緑化推進委員会が刊行
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)「にいがた巨樹・名木100選」による
注4)2005年4月1日、広域合併により十日町市に編入。旧行政区は中魚沼郡川西町





 国道252号から分かれて、渋海川に沿い、国道403号を1kmほど北上したところが赤谷十二神社。近づくにつれ、梢を空に高く掲げるケヤキの巨大さに圧倒される。大ケヤキはこの地のランドマークである。地元では坂上田村麻呂(758〜811)の手植えと伝承されている。
 目通りは10mにちょっと欠けるが、堂々たる巨樹だ。ケヤキの老木は、たいてい頭頂部を失って、勢いがなくなってしまうものだ。しかし、この木は、はるか上まで多くの枝を伸ばし、あたりを睥睨するかのようである。今の新潟県を代表するケヤキと称してもよいのではなかろうか。
 訪れる人も多いらしく、駐車場も完備されている。おまけにトイレ付きである。ケヤキは回りを囲うでもなく、自由に接触できるのが嬉しい。
 巨樹の余生を延ばすため、人から遠ざけ、眺めるだけの存在にしてしまう考えもわからないでもないが、この木のように直接触れ合うことができるのは、何よりもありがたい。どこもかしこも右に倣えで、展示品か標本のようにしてしまっては、存在の意味そのものが変わってしまうと思うのだが。
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