ページタイトル:天津神社のクスノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:天津神社のクスノキ 名称 天津神社のクスノキ (あまつじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 新潟県糸魚川市一の宮1丁目
 〃 3次メッシュコード 5537−46−49
 〃 緯度・経度 北緯37度02分26.1秒
           東経137度51分52.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年4月16日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)「新潟の大杉と天然杉」による





 糸魚川市役所の東に隣接するように天津神社が鎮座する。JR糸魚川駅からも400mほどしか離れておらず、市街地まっただ中とも言える場所である。
 にもかかわらず、天津神社の境内は広くて緑も濃く、まるで別世界。
 延喜式神名帳に載る大神社の論社で、一の宮を俗称するなかなか立派な神社だ。
 市役所敷地北西角の近くに「縣社 天津神社」の社号柱があり、その横の道を進むと境内に至る。
 クスノキは、道の突き当たり付近の左側。
 立ち上がってすぐに複数幹に分かれるため、西南日本の巨大クスノキを見慣れた目には大したことがないように見えるだろうが、とんでもない。
 クスノキは暖地性の樹木で、寒冷地では、ある程度までは大きくなるものの、なかなか巨木にはなれない。積雪の多い日本海側ではなおさらである。
 糸魚川市街地は海岸に近く、大雪になることは滅多に無いが、それでも、温暖な地とは明らかに環境が違う。そのような地に生きるクスノキ巨木なのである。
 多分、福井県以北の日本海側では最大のクスノキだと思われる。
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