ページタイトル:梵珠山登山道のブナ 当サイトのシンボル

画像:梵珠山登山道のブナ(幹と並ぶ)

画像:梵珠山登山道のブナ
名称 梵珠山登山道のブナ
    (ぼんじゅさんとざんどうのぶな)
名称の典拠 なし
樹種 ブナ
樹高 不明
目通り幹囲 6.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 青森県青森市浪岡大釈迦(注2)
 〃 3次メッシュコード 6140−14−47
 〃 緯度・経度 北緯40度47分32秒
           東経140度35分02秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年8月22日

注1)青森県立自然ふれあいセンターでいただいたパンフレットによる
注2)2006年1月1日、青森市に編入。旧行政区は南津軽郡浪岡町





 梵珠山は、青森市中心部の西方15kmほど。標高は468mしかないが、全山を覆うブナ等の落葉樹を主体とする樹林がすばらしく、「県民の森」とされている。
 梵珠の名は、仏教を連想させる。近くには釈迦堂山もあり、また大釈迦の地名からして、昔、この辺り一帯が何らかの信仰対象だったことが想像されるが、今は県民の憩いの空間である。
 標高が低いこともあって、森林浴を兼ねて、梵珠山に登る人も多い。そのため、登山道兼散策路が何ルートか整備され、それぞれに愛称がついている。
 標記のブナは、「ミズバショウの道」を、車道から5分ほど登った散策路脇。道は歩きやすい。(もちろん軽登山の装備は必要)
 上図の人物が手を添えたところに、かつては、もう1本大きな幹があったはずだ。今は、ヒトが入り込めるほどの空洞となっている。

散策路で見かけた
ツチアケビ→
画像:ツチアケビ

 実は、このほかに、目指す大ブナがあった。目通り8.5mという大ブナである。それだけになると、国内でも一、二を競うサイズだ。
 管理事務所に伺って、その大ブナについてお聞きすると、およその位置については教えて下さったが、ブナは散策路からは離れていること、起伏の陰になり、散策路からは見えないこと、夏には草が茂って、案内無しでは探せないこと、などがわかった。
 大ブナは、標記のブナのもう少し上の方に立っているらしい。
 「ミズバショウの道」をもう少し登り、そこで小休止をとった。対面できなかったのは残念だが、大ブナの近くで、同じ空気を呼吸していることを思うと、少し満足できたような気がした。
 
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