ページタイトル:永福寺のシダレヤナギ 当サイトのシンボルマーク

画像:永福寺のシダレヤナギ 名称 永福寺のシダレヤナギ
    (えいふくじのしだれやなぎ)
名称の典拠 なし
樹種 シダレヤナギ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 3.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県塩尻市塩尻町
 〃 3次メッシュコード 5437−17−18
 〃 緯度・経度 北緯36度06分05.0秒
           東経137度58分55.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年10月17日

注1)環境省巨樹データベース(1998年調査値)による





 スギを見に行った永福寺で、スギに会う前に、このシダレヤナギにまず驚嘆。嬉しい誤算に気もそぞろだったが、帰宅後、調べてみれば環境省巨樹データベースにも載っていた。ときどきこんなことがある。
 大きな樹冠からたくさんの小枝を垂らしている。
 様々な樹種に枝垂れ形があるが、重力方向に真っ直ぐ垂れる点で、シダレヤナギに勝る樹種は無い。少しの風でもなよなよと靡く。
 樹冠の下に入って見上げると、一種独特な雰囲気を感ずるように思う。
 シダレヤナギの巨木も少なくは無いが、大抵はほっそりと嫋やかな感じがするものだ。そんなことからか、柳の下に出る幽霊は薄倖の美人と相場が決まっている。
 この柳はまるで違う、というほどではないが、しかし、力強さも感ずることが出来るシダレヤナギである。
 幽霊も、この柳の下は遠慮するのではないだろうか。
 市指定文化財の仁王門のすぐ手前に立っている。
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