ページタイトル:安養寺円通庵の三本スギ サイトのシンボル

画像:安養寺円通庵の三本スギ



画像:安養寺円通庵の三本スギ(幹と並ぶ)
名称 安養寺円通庵の三本スギ
   (あんようじえんつうあんのさんぼんすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 36m/37m(注2)
目通り幹囲 6.8m/5.7m(注2)
推定樹齢 いずれも500年以上(注2)
所在地の地名 新潟県十日町市安養寺
 〃 3次メッシュコード 5538−55−07
 〃 緯度・経度 北緯37度05分22秒
           東経138度42分44秒
十日町市指定天然記念物(1992年3月21日指定)
撮影年月日 2002年8月18日(初出写真)
         2008年7月6日(掲載の写真)

注1)十日町市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)現地の案内板による。前者が下写真の右の木、後者は左の木





 安養寺は、昔、ここにあったと伝えられる大寺の名。元禄5年(1692)の村明細帳には既に名が見えないので、かなり古い昔のことである。それには正観音を本尊とする観音堂の記載があり、現在の円通庵である。
 大杉は観音堂に向かって左に2本、門の横に1本立っている。(門横の杉は目通り3.7m。大杉と呼ぶには少し物足りないので、データを割愛した)
 平地に立って、回りに遮る物が無く、互いの間隔も十分なので、のびのびと枝を伸ばしている。落雷にあったこともあるそうだが、そんなことを感じさせない樹勢の良さである。
 円通庵の前の県道49号は、信濃川の対岸に立派な国道117号が走っていることもあって、交通量は少ない。しかし、江戸時代には、この道が信州街道であった。これらの大杉は、きっと旅人の心を和ませたことであろう。

※「新潟の大杉と天然杉」のOさんからいただいた情報によると、残念ながら最大の大杉はもうない。隣人からの聞き取りでは、2014年7月9日に落雷で炎上。その後、切り倒されたとのこと。(2015.10.15追記)
 
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