ページタイトル:普光寺のカツラ 当サイトのシンボルマーク

画像:普光寺のカツラ 名称 普光寺のカツラ (ふこうじのかつら)
名称の典拠 なし
樹種 カツラ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県南魚沼市浦佐(注2)
 〃 3次メッシュコード 5538−67−03
 〃 緯度・経度 北緯37度10分13.7秒
           東経138度55分12.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2021年7月15日

注1)「新潟の大杉と天然杉」による
注2)2004年11月1日、大和町・六日町の2町が合併して南魚沼市誕生。旧行政区は南魚沼郡大和町





 上越新幹線浦佐(うらさ)駅から直線距離で北西500mほどの山裾に、真言宗豊山派吉祥山多聞院普光寺がある。
 坂上田村麻呂の創建と伝える古刹で、毎年正月3日に境内の毘沙門堂を中心に行われる国の重要無形民俗文化財「浦佐毘沙門堂の裸押合」は、近隣では知らぬ者のない伝統行事である。
 昔、寺院巡りを趣味としていた頃はもとより、20年程前には境内の大ケヤキ群を見に来ていたのだが、このカツラは見落としていた。門前の駐車場からよく見えるのに、お粗末な話である。
 カツラが立つのは寺務所兼庫裏(?)の裏手。立入が制限されているわけではないが、参詣者は滅多に行かない場所だ。
 最頂部を失い、枝が一方に偏っている。
 一方の側に枝が無いのは、人の手でそうしたというより、今は分岐部分で切断されているこちら側に伸びていた支幹と領分を分け合っていたからではないだろうか。
 まだ落葉の時期には早いのだが、病葉(わくらば)が根元に何枚も散らばっていて、独特の芳香を放っていた。
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