ページタイトル(鉢伏のなしのき) サイトのシンボル

画像:鉢伏のなしのき(幹と並ぶ)

画像:鉢伏のなしのきに至る道
名称 鉢伏のなしのき (はちぶせのなしのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ヤマナシ
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 6.8m(注2)
推定樹齢 500〜600年(注3)
所在地の地名 富山県南砺市杉山(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5436−57−95
 
〃 緯度・経度 北緯36度29分44.5秒
           東経136度56分29.2秒
富山県指定天然記念物(1965年1月1日指定)
撮影年月日 2006年6月24日

注1)林道脇、山道の入口に富山県教育委員会と城端町教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)環境庁と富山県が連名で設置した、上記注1とは別の案内板による
注4)2004年11月1日、東礪波郡と西礪波郡の計8町村が合併して南砺市誕生。旧行政区は東礪波郡城端町





 「鉢伏」の名を冠してはいるが、夢の平スキー場の鉢伏山(510m)とは無関係。こちらは、旧平村の杉尾に至る杉尾峠越えの旧道(歩道)の途中に立っている。(平村側の入口にあたる神明社には目通り6m弱の門杉がある)
 峠道は、今は人通りがまったくと言っていいほど無いが、少なくとも林道沿いの入口からこの木までは、下写真のように整備されている。(林道からは約300m)
 立ち上がってすぐ3幹に分かれている。3本はいずれもほぼ同じ太さ。周囲が切り開かれ、十分なスペースが与えられている。
 花期でも果期でもなく、掲載写真は面白みに欠けるが、ヤマナシは果物として栽培されるナシの野生種。可憐な白い花をつけ、小さなナシが実る。
 山道に入ってすぐカモシカに出会った。ヤマナシを見て、帰りにもその辺りに目をやると、それまで蹲っていたのが立ち上がった。まるで帰りを待っていたようだった。
 カモシカは好奇心が強いのだろうか。 
 
ボタン:富山県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る