ページタイトル:灰方の大欅 当サイトのシンボルマーク

画像:灰方の大欅 名称 灰方の大欅 (はいがたのおおけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 26m(注2)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 400年余(注2)
所在地の地名 新潟県燕市灰方
 〃 3次メッシュコード 5638−47−15
 〃 緯度・経度 北緯37度40分48.2秒
           東経138度56分15.8秒
燕市指定天然記念物(1984年3月30日指定)(注3)
撮影年月日 2019年11月4日

注1)燕市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による
注3)市教委が発行したPDF版「つばめ文化財だより第1号」による。案内板では指定日を31日としているが、誤りではないだろうか





 JR弥彦線燕(つばめ)駅の北北東約1.6km。水田に囲まれた古くからの集落の一つに灰方(はいがた)がある。
 このあたりで信濃川から中ノ口川(なかのくちがわ)が分流し、ともに気ままに蛇行を繰り返しながら、直線距離で27kmほど離れた下流で再び合流する。こんな地形であるから、治水の力が及ばない時代には、信越地方に大雨が降るたびに流路を変えたとしても不思議ではない。灰方集落は低い自然堤防上にあるが、昔は近くに三日月湖でもあったのだろうか。古い文書には灰潟と記されていたようだ。
 その後、宅地化が進んで、ケヤキの周囲に住宅が増えた。集落内の道は狭く、少し離れると建物に隠れて樹影が見えないものだから、ケヤキはちょっと分かり難いかもも知れない。
 私有物のケヤキなのだが、所有者は北海道に移られたようである。
 今は、残ったケヤキが先祖の墓地を守っている。
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