ページタイトル:浜忠神社のケヤキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:浜忠神社のケヤキA
↑向かって右のケヤキ ↓向かって左のケヤキ
画像:浜忠神社のケヤキB
  名称 浜忠神社のケヤキ
    (はまつだじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 不明
目通り幹囲 5.8mほか(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県柏崎市西山町浜忠(注2)
 〃 3次メッシュコード 5638−15−71
 〃 緯度・経度 北緯37度29分04.8秒
           東経138度38分34.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年9月2日

注1)左上図の個体について、地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測
注2)2005年5月1日、柏崎市に合併。旧行政区は刈羽郡西山町





 旧西山町、JR越後線に礼拝(らいはい)という名前の駅がある。そこから北西に向かい、県道373号(向山西山停車場線)堂坂トンネルを抜けると浜忠(はまつだ)である。浜忠は、直接日本海に流れ込む全長3kmほどの二位殿川(にいどんがわ)の谷沿いに開けた集落で、家々は谷の両岸、山裾に少しずつかたまりながら並んでいる。
 海岸に沿って昔の北国街道(ほっこくかいどう)が通り、二位殿川河口近くからは縄文中期の土器が出土している。相当古くから続く集落なのかも知れない。
 海から約1km、集落内に浜忠神社が鎮座する。
 境内に巨木が3本。左図に示したケヤキが2本と、スダジイが1本。
 ケヤキは2本とも、ほぼ同じ太さ。いずれもかなり傷んでおり、特に上図の個体は皮1枚の状態。しかし、樹勢そのものは悪くなさそうで、健康そうな葉を繁らせていた。
 スダジイはもう少し細く、幹囲4.4m。しかし、スダジイの自生北限に近い新潟県では、これでもなかなかの巨木である。勢いも良い。
 それらが、清掃の行き届いた開放的な境内に立っている。
 何故か、これらの巨木は環境省調査から漏れてしまった。「新潟の大杉と天然杉」のOさんから教えていただいて、初めて存在を知った巨木たちである。(感謝)
 
ボタン:新潟県(中越)の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る