ページタイトル:平山天満宮の大クス 当サイトのシンボル

画像:平山天満宮の大クス(幹と並ぶ) 名称 平山天満宮の大クス
    (ひらやまてんまんぐうのおおくす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 32m(注2)
目通り幹囲 9.8m(注2)
推定樹齢 400年(注3)
所在地の地名 福岡県宗像市吉留(平山)
 〃 3次メッシュコード 5030−55−40
 〃 緯度・経度 北緯33度47分29.6秒
           東経130度37分36.7秒
福岡県指定天然記念物(1975年8月14日指定)
撮影年月日 2012年7月27日

注1)1992年3月31日に宗像市教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)上記案内板による





 宮若市(旧宮田町)と岡垣町を結ぶ県道87号から、平山集落の南縁に沿う細い道を、西に300mほど登ったところに、平山天満宮が鎮座する。
 北向きの斜面にあって、樹木が繁っているものだから、境内は薄暗い。いきなり深山に踏み入った感じ。
 一の鳥居をくぐって石段を登ると、いったん踊り場のような平面に出て、参道は右へ直角に折れる。クスノキは、その踊り場にある。(社殿はさらに石段を登った先)
 大きく3幹に分かれて立っている。それらが微妙にくねりながら高みに向かい、上空では、枝のシルエットが空を複雑に切り取っている。
 単幹のクスのすっきりした姿とは違う、この混沌とした樹形が境内の雰囲気にマッチして、少々不気味な印象を伴う力強さを醸しているように思われる。
 このおどろおどろしさが、平山天満宮の大クスの魅力なのではなかろうか。
 
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