ページタイトル:亀貝神社のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:亀貝神社のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 亀貝神社のケヤキ
    (かめがいじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 12m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県長岡市亀貝町
 〃 3次メッシュコード 5638−17−60
 〃 緯度・経度 北緯37度28分25.2秒
           東経138度53分01.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年11月10日

注1)「Forest & Tree」による





 国道17号亀貝インターチェンジのすぐ東の集落が亀貝町である。
 亀貝町に隣接して富島町、福島町、小曽根町等の地名が見られることから、このあたりは信濃川(及びその支流)の氾濫原であったことが分かる。亀貝町(亀貝村)の近くでは、亀や貝がたくさん見られたのだろうと勝手に推測していたが、町名の由来はそうでないのかも知れない。
 平凡社「新潟県の地名」によると、永禄3年(1560)の貫屋家兼売券案や「温古之栞」の天正村名考には「亀井」とあって、亀井村の村名は、源義経が陸奥へ逃れる途次、随行した義経四天王のひとり亀井六郎が当地で病没したことに因むとの口碑があるらしい。神社の隣にある日蓮宗妙音寺には亀井六郎のものと伝える墓もあるという。
 ならば、亀井、亀ヶ井、亀貝と転じたことも考えられるが、年代的に永禄や天正から遠くない慶長2年(1597)の検地帳写には亀貝村とあるそうだから、亀井六郎は後付けと考える方が普通ではないだろうか。(「義経記」では亀井六郎は衣川の戦いで死んだことになっているようだ)
 さて、ケヤキである。
 社殿前広場のほぼ中央に立つ。
 頂部を失い、内部も恐らく上から下まで空洞になっていると思われるが、樹勢は悪くないように見える。
 何故か、環境省巨樹データベースから漏れてしまった大ケヤキである。
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