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画像:翁杉(幹と並ぶ)

画像:加茂山公園(森林浴の道)
名称 翁杉 (じじすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(読みも)(注1)
樹種 スギ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 1000年(注3)
所在地の地名 新潟県加茂市狭口(せばぐち)
 〃 3次メッシュコード 5639−30−84
 
〃 緯度・経度 北緯37度39分15秒
           東経139度03分11秒
加茂市指定天然記念物(1975年1月12日指定)
撮影年月日 2003年5月10日

注1)設置者名・設置年月とも不詳。加茂市が設置したのではないかと思われる
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)現地の案内板による





 市街地の南に隣接する加茂山公園は、全山が森林で覆われている。木々の間を縫うように遊歩道が縦横に通じ、気持ちのよい散策ができる。市民の憩いの場だ。
 新潟県の木ユキツバキをはじめ、さまざまな樹種が自生し、新潟県森林浴の森百選にも選ばれている。
 なかではスギの巨木が目につく。もちろんこの翁杉が頭領である。環境庁の、いわゆる「緑の国勢調査」には翁杉のほか掲載されていないので正確ではないが、目通り3m以上が100本くらいはあるのではなかろうか。
 これらの杉は天然のものではなく、明暦2年(1656)から元禄2年(1689)にかけて、加茂の大庄屋浅野三郎右衛門が植林したのだという。
 ただし翁杉は、植林前から既に存在していたと伝えられ、それが樹齢の根拠のようだ。
 青海神社の御神木。以前はもう1本似たような太さの媼杉(ばばすぎ)があったが、1961年9月16日、第二室戸台風の強風で倒れてしまったということである。
 
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