ページタイトル:金武のヤマモモ ロゴ:人里の巨木たち

画像:金武のヤマモモ 名称 金武のヤマモモ (かなたけのやまもも)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ヤマモモ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 4.7m(注2)
推定樹齢 300年以上(注3)
所在地の地名 福岡県福岡市西区金武
 〃 3次メッシュコード 5030−22−24
 〃 緯度・経度 北緯33度31分21.9秒
           東経130度18分11.6秒
福岡県指定天然記念物(1974年8月6日指定)
撮影年月日 2015年4月2日

注1)2001年3月に福岡市教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)上記案内板による





 県道49号(大野城二丈線)日向峠から東に向かって下って行くと、乙石(おといし)の集落がある。この集落でヤマモモへの案内表示を見つければ、あとは表示に従って進むだけ。
 ヤマモモは家々からかなり離れた樹林内に立っている。あてどなく歩き回っても、目視で見つけるのはまず不可能と思う。
 集落内の道も広くはないが、家々を過ぎると道はさらに細くなる。車の場合は、あまり奥まで入ってしまわないように。駐車場所や転回場所に困ることになる。
 なかなか立派なヤマモモである。
 ヤマモモとしてはかなり背が高いように思うのは、周囲の木々と陽光を奪い合った結果だろうか。
 立ち上がって間もなく2大支幹に分かれ、福岡市の文化財紹介サイトによれば、幹囲はそれぞれ285cmと218cm。2本の幹はV字形に開いて、いくつもの大枝を伸ばしている。
 幹には空洞もあるようだが、全体としての樹勢は悪くなさそうだ。
 ヤマモモは雌雄異株である。この木は雌株で、毎年たくさんの果実を実らせるそうである。
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