ページタイトル:柏原羽黒神社のクスノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:柏原羽黒神社のクスノキ(幹と並ぶ) 名称 柏原羽黒神社のクスノキ
    (かしわらはぐろじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 不明
目通り幹囲 5.6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福岡県福岡市南区柏原(注2)
 〃 3次メッシュコード 5030−23−21
 〃 緯度・経度 北緯33度31分39.9秒
           東経130度23分26.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年4月1日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)神社の周囲の住所は「丁目」つきの柏原だが、羽黒神社の一角は、大字柏原(の飛地)となっている





 柏原は南区南部。桧原運動公園野球場と柏原小学校に挟まれた広い敷地に羽黒神社がある。
 境内の由来碑によると、中世の頃、出羽(現在の山形県)羽黒山の修験者によって勧請されたと考えられているようだ。天正14年(1586)までには成立していたらしい。
 江戸期に入って福岡藩主の祈祷所となり、桃山造りの荘厳な神殿を有していたが、昭和20年(1945)6月19日の福岡大空襲で焼失してしまった。現社殿は、昭和55年(1980)、戦後2度目の再建によるもの。
 境内の大半は樹林で覆われている。
 左図のクスノキも樹林内の1本。南東方向に開く参道の入口付近に立っている。
 途中から2幹に分かれているのだが、それにしては横幅がなく、ひょろっとした感じに見える。他の木々と競合して、横方向に枝を十分に伸ばすことができなかったためだろう。
 幹に注連縄をつけている。羽黒神社の神木として扱われているものと思われる。
ボタン:福岡県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る