ページタイトル:黒姫神社の大杉 サイトのシンボル

画像:黒姫神社の大杉(幹と並ぶ)

画像:黒姫神社の大杉とヤマユリ
 すぐ近くにヤマユリが咲き誇る
名称 黒姫神社の大杉
   (くろひめじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 「にいがた巨樹・名木100選」(注1)
樹種 スギ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 7.3m(注2)
推定樹齢 伝承800年(注2)
所在地の地名 新潟県柏崎市女谷(おなだに)
 
〃 3次メッシュコード 5538−64−84
 
〃 緯度・経度 北緯37度14分39秒
           東経138度32分53秒
柏崎市指定天然記念物(1973年12月1日指定)
撮影年月日 2001年10月14日(初出写真)
         2008年08月02日(掲載の写真)

注1)1999年に新潟県緑化推進委員会が刊行
注2)環境庁編「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 柏崎市と刈羽郡高柳町の境界に、このあたりでは米山(993m)に次ぐ高峰、黒姫山(890m)が聳えている。信仰の山であり、山麓各地に黒姫神社が点在している。
 大杉はそのなかの一つ、女谷(おなだに)の黒姫神社の境内の端に立っている。女谷は尾神岳(おかみだけ、757m)を水源とする流れと、兜巾山(ときんざん、676m)からの流れが合流して鵜川本流になる場所にできた小盆地である。
 大杉は神社の御神木だが、境内斜面の下部に立っている。従って、境内に立って撮影すると根元付近が見えない。地際の姿も、昔から傾斜地に立っていたことを想像させる。境内の地形が変化したわけでもなさそうだ。
 大杉が立っている場所は、御神木の居場所として意図するには不適当である。もとから御神木だったというのでなく、スギがだんだん大きくなるにつれて神格化したのであろう。
 
ボタン:新潟県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る