ページタイトル:櫛生のイタジイ 当サイトのシンボル

画像:櫛生のイタジイ_1


画像:櫛生のイタジイ_2
名称 櫛生のイタジイ (くしゅうのいたじい)
名称の典拠 大洲市の公式WEBサイトより
樹種 スダジイ
樹高 10m(注1)
目通り幹囲 7.0m(注1) 実際はもっと細い
推定樹齢 800年(注2)
所在地の地名 愛媛県大洲市長浜町櫛生(大峰)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5032−23−86
 〃 緯度・経度 北緯33度34分15.5秒
           東経132度27分28.9秒
大洲市指定天然記念物(1971年3月30日指定)
撮影年月日 2013年5月15日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)現地の案内板による(旧長浜町教育委員会が設置。設置年月不詳)
注3)2005年1月11日、大洲市に合併。旧行政区は喜多郡長浜町





 豊茂三島神社のイチョウを見たあと、山越えして櫛生に向かった。
 ロードマップを信用して進んだのだが、一応、舗装はされているものの、これがなんとも細い道で、地元でも軽トラ以外は滅多に通らないようだ。
 下りにさしかかったところで、下から登ってきたバイクの青年と鉢合わせ。青年は眼を丸くしていた。
 仮に軽トラであってもバイクとすれ違いなどできない。横によけてくれた青年に礼を言うとともに、このスダジイ(イタジイはスダジイの別称)について尋ねてみた。
 ちょっと思案した末に、青年は先導してくれるという。仕事途中の様子だったので、「そこまでしていただかなくとも…」と辞退したのだが、説明してもわかりにくいから、ついて来てくれという。ご好意に甘えることにした。
 途中、車はここに置くように、と教えられ、そこからは歩く。青年も一緒に歩いてくれた。200mほど歩いて、「ここです」と言われても、はじめはピンと来なかった。すっかり草が伸びた小道の先を覗くと、黒々とした幹と、案内板が見えた。
 先導していただかなかったら、きっと見つけることが出来なかっただろう。ここに紹介することが出来たのも、まったくこの好青年のおかげである。
 青年の親切がとても嬉しかった。
 
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