ページタイトル:真名子のツバキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:真名子のツバキ

画像:真名子のツバキ(花)
名称 真名子のツバキ (まなごのつばき)
名称の典拠 なし
樹種 ヤブツバキ
樹高 9m(注1)
目通り幹囲 9.4m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福岡県糸島市二丈福井(注2)
 〃 3次メッシュコード 5030−10−79
 〃 緯度・経度 北緯33度28分59.5秒
           東経130度06分49.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年4月2日

注1)佐野義明著「福岡県の巨樹・巨木ガイド」による。幹囲については合計値が記載されており、1本ずつを見れば、各地の大ツバキに比べ、むしろ細い。株全体の輪郭としては、根回りで5mくらいだろうか
注2)2010年1月1日、1市2町が合併して糸島市誕生。旧行政区は糸島郡二丈町





 福岡県一の大シイ(2015年4月現在、環境省巨樹データベースによる)のすぐ近くの路傍に、このツバキが立っている。
 個人が所有するツバキである。ご先祖が屋敷の縁を飾る木として植えられたものだろうか。
 ヤブツバキだと思うのだが、ご覧のように八重咲きである。5弁の花びらと、全体がまとまって筒のような姿になる花糸をつける典型的なヤブツバキの花とは異なる。
 ヤブツバキには園芸種が多く、ツバキの愛好家も多い。植物の生理についてはよく知らないけれども、園芸種が多いということは、自然界に於いても変異しやすい種だということではないのだろうか。
 一方で、ツバキは、挿し木で簡単に増やすことも出来る。
 このツバキは偶然の変異種なのか、それとも八重咲きと知って、ご先祖が苗を求めてお植えになったものなのか、いったいどちらなのだろう。
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