ページタイトル:松尾山のカツラ 当サイトのシンボル

画像:松尾山のカツラ(幹と並ぶ) 名称 松尾山のカツラ (まつおさんのかつら)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 カツラ
樹高 25m(注2) 実際はもっと低い
目通り幹囲 5.6m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 山形県山形市蔵王半郷
 〃 3次メッシュコード 5740−22−16
 〃 緯度・経度 北緯38度11分01.6秒
           東経140度19分25.9秒
山形市指定天然記念物(1974年9月28日指定)
撮影年月日 2013年5月26日

注1)山形市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 山形市南部、蔵王温泉に向かう県道21号(蔵王公園線)に入って間もなく、まだあまり登らないうちに、「松尾山前」というバス停がある。狭いが、参詣者用の駐車場もある。そこが松尾山観音堂への入口である。
 現在は、観音堂のみを残して、他の建物はなくなってしまったが、かつてここには松尾山松應寺(まつおさんしょうおうじ)というお寺があった。それがカツラの名に引き継がれている。
 観音堂は室町時代後期頃の建築と考えられ、国指定重要文化財(1986.12.20指定)。最上33観音の第9番札所でもある。今も多くの人が訪れる。
 このカツラは、観音堂を目の前にした参道脇、向かって左側に立っている。
 単幹でこれだけ太いカツラは少ない。ただし、内部はすっかりがらんどう。入ってみると、上まですっぽり抜けていて、空が見えた。
 
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