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名称 細石神社のクスノキ
(さざれいしじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 6.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福岡県糸島市三雲(みくも)
〃 3次メッシュコード 5030−21−49
〃 緯度・経度 北緯33度32分13.4秒
東経130度14分32.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2025年3月28日
注1)環境省巨樹データベース(2017年調査)による
「細」には、「細(ほそ)い」という意味の他に、「細(こま)かい」、つまり「小さい」の意味もある。細波と書いて「さざなみ」、細雪は「ささめゆき」。それぞれ小さい波、粒が小さい雪のことだ。
従って細石とは小さい石のこと。それも1個ではなく多数が集まったものを称するようだ。(九十九石と書いて「さざれいし」と読むこともある)
堆積岩の一種に礫岩(れきがん)がある。そのごくごく初期の段階、まだ礫岩になるほどの強い圧力を受ける前は、小石の塊の隙間を少しだけ固くなった細かい粒子が埋めている状態で、小石の形がまだはっきりと見える。各地で「さざれ石」と呼ばれているのは、このような物が多い。
昔の人は、長い年月が「さざれ石」を大きく固い岩に変化させると考えたようだ。「君が代」の、「さざれ石の巌(いわお)となりて苔の生(む)すまで」という部分がそれを表しているように思われる。
その細石を社号とする神社である。境内に細石を探してみたが、見当たらない。結局、この神社の名称がなぜ細石神社なのかは不明。
本来の探訪目的に戻って、クスノキに専心。
クスノキは拝殿の左(向かって右)。剣道場との間に立つ。
かつては低い土盛りの上に立っていたものか、現在の姿は根上がり状態。従って、地表面から1.3mの高さでは上記データで間違いないのだろうが、幹そのものはもっと細い。
上部だけ見れば大したことはないが、根元の表情が面白い。これはまたこれでよし、と思う。
私の乏しい知識から判断すると、根元に見える石は「さざれ石」ではなく火成岩のように思われる。 |
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