ページタイトル:三島神社のイチイガシ 当サイトのシンボル

画像:三島神社のイチイガシ 名称 三島神社のイチイガシ
    (みしまじんじゃのいちいがし)
名称の典拠 なし
樹種 イチイガシ
樹高 17m(注1)
目通り幹囲 8.0m(注1)
推定樹齢 伝承300年(注1)
所在地の地名 愛媛県大洲市肱川町宇和川(中野)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5032−15−44
 〃 緯度・経度 北緯33度27分31秒
           東経132度40分28分
愛媛県指定天然記念物(1968年3月8日指定)
撮影年月日 2013年5月14日

注1)「えひめの身近な巨樹・名木調査書」による
注2)2005年1月11日、大洲市に編入合併。旧行政区は喜多郡肱川町





 道の駅「清流の里ひじかわ」近くの肱川左岸高台に三島神社が鎮座する。
 鹿野川大橋西詰近くから、赤い大鳥居をくぐり、神社に向かう。樹林の中を登りきると、そこには水田が広がっていた。水田に浮かぶように見える森が三島神社の社叢だ。
 イチイガシは、石鳥居をくぐってすぐ右手。
 瘤を縦に積み重ねたような姿である。そして、下から上まで空洞が貫いて、大きな口を開けている。大分県豊後大野市の左右知のイチイガシを連想した。
 残念ながら、滅びに向かう姿のように思われる。
 最盛期を過ぎた今、あとは、いかに生を終えるかだ。そんな風に語りかけてくるようで、私自身の姿とも重なる。
 ただし、こんな姿にはなったが、目下、樹勢は安定しているようである。生を終えるのは、私よりずっと後のことになりそうだ。
 
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