ページタイトル:見付天神のクスノキ サイトのシンボル

画像:見付天神のクスノキ 名称 見付天神のクスノキ
    (みつけてんじんのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 10.2m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 静岡県磐田市見付
 
〃 3次メッシュコード 5237−06−79
 
〃 緯度・経度 北緯34度43分40.7秒
           東経137度51分49.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2006年12月24日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による





 見付天神は通称で、正式名は矢奈比売(やなひめ)天神社。祭神は矢奈比売命と菅原道真の2柱。
 クスノキは表参道の鳥居の横。幹には注連縄。神社の御神木らしい。
 10.2mのデータに期待して訪れたが、3本の株立ちだった。1本ずつを見れば、それほどの幹囲ではない。樹齢もまだ若そうだ。狭い石垣の上に立っているので、残念ながら、今後の成長もあまり期待できそうにない。
 ところで、参道の途中に、凛々しい姿のイヌの像が見えた。人身御供を要求する怪物を退治した霊犬で、名を悉平太郎(しっぺいたろう)という。
 長野県の光前寺にも同様な話があったなと思ったら、案内板に、光前寺から借り受けたと書いてある。
 後日、調べてみたところ、光前寺側にも見付村の地名が出ていた。内容も概ね合致した。(ただし、光前寺の方では、霊犬の名は「早太郎」である)

※)浜松市にお住まいのIさんから、このクスノキは、2011年9月、台風15号の被害で倒壊した旨、お知らせいただいた。(2013/4/3追記)
 
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