ページタイトル:夫婦せんの木 ロゴ:人里の巨木たち

画像:夫婦せんの木 名称 夫婦せんの木 (めおとせんのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ハリギリ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 600年(注2)
所在地の地名 山形県最上郡舟形町舟形(欅坂)
 〃 3次メッシュコード 5840−02−35
 〃 緯度・経度 北緯38度41分55.9秒
           東経140度19分03.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年5月27日

注1)2005年6月に紫山町内会が設置
注2)上記案内板による





 尾花沢新庄道路(2015年現在は国道13号)舟形インターの南東、新旧2本の国道13号に挟まれて、欅坂という集落がある。(「けやきざか」とばかり思っていたのだが、どうやら「くぬぎざか」と読むらしい) 舟形駅の方から北上してくると、道はここから登り坂になる。
 その坂の入口付近の東側の小山に、このハリギリが立っている。山神社の赤い鳥居が目印。
 ハリギリに至る小道を上ったところに、紫山町内会が建てた案内板があった。
 紫山(むらさきやま)は欅坂の北に隣接する集落名である。かつてはこの辺りも紫山と呼ばれていたのだろうか。
 互いに少し離れて、ハリギリ巨木が2本。これをハリギリの夫婦に見立てたわけだ。(標題の「せん(栓)の木」はハリギリの異称)
 案内板のデータでは「幹周」がそれぞれ7mと5.2m。特大の夫婦である。ただし、根回りとの混同があったものか、実際にはもう少し細いようだ。
 残念ながら大きい方が枯れてしまった。今は寡婦になってしまったせんの木である。
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