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画像:長町裏のエゾエノキ

画像:長町裏のエゾエノキ(全景、神社側から)
 神社側から見た樹形

画像:長町裏のエゾエノキ(全景、堀立川側から)
 堀立川側の姿
名称 長町裏のエゾエノキ
    (ながまちうらのえぞえのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エゾエノキ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 450年(注3)
所在地の地名 山形県米沢市春日3丁目
 
〃 3次メッシュコード 5640−70−09
 
〃 緯度・経度 北緯37度55分38.0秒
           東経140度06分38.0秒
山形県指定天然記念物(1956年5月11日指定)
撮影年月日 2005年6月11日

注1)山形県教育委員会と米沢市教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による。ただし、目通りについて、案内板にはは4.15mとあり、直感では、そちらの方が正解のようだ
注3)1986年7月、「米沢市長町下通り信徒一同」が設置した「熊野大権現」案内板による





 エゾエノキの熊野神社は、JR米沢駅から直線距離にして北西に2.3km。堀立川に面した地に鎮座している。
 案内板には「熊野大権現」の名が示され、室町時代に造立された阿弥陀如来像を本尊としている旨が記されていた。ここには明治初期に吹き荒れた廃仏毀釈の大嵐が及ばなかったのだろうか。神仏習合時代がそのまま続いているのだろうか。
 エゾエノキは境内裏手、堀立川の堤防上に立っている。
 地上2.5mほどで四方に枝を広げている。そのため、神社側から見ると、扇形の美しい樹形を示している。しかし、枝は堀立川側に多く偏っているため、堤防から見た樹形は4分の1円のような姿である。
 案内板によれば、昭和59年(1984)の堀立川改修工事以来、板状の根が露出し、奇観を呈するようになったという。
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