ページタイトル:香林寺のしだれ桜 当サイトのシンボルマーク

画像:香林寺のしだれ桜 名称 香林寺のしだれ桜 (こうりんじのしだれざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 3.3m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 新潟県長岡市雲出町
 〃 3次メッシュコード 5638−16−41
 〃 緯度・経度 北緯37度27分33.3秒
           東経138度45分39.4秒
長岡市指定天然記念物(1971年3月29日指定)
撮影年月日 2021年4月3日

注1)長岡市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による





 長岡市立関原小学校から、直線距離で西北西に約1.2km。北陸自動車道の北200mほどの山裾に曹洞宗万(萬)松山香林寺がある。
 新潟県仏教会編「新潟県寺院名鑑」によると、香林寺の始まりは文安元年(1444)に長尾信濃守頼景が開いた一庵。その曽孫為景は上杉謙信の母青厳院天甫清公比丘尼を住主としたが、その際4人の比丘尼が随侍したため、五庵と呼ばれるようになったらしい。のち、天正年間(1573〜92)になって洞照院4世章山梵芸和尚が開山となり、寺号を香林寺としたという。
 境内のほぼ中央にシダレザクラが立つ。
 花色の濃いベニシダレだ。頂部はすっかり枯れ、かなり痛々しい姿だが、ベニシダレの古木は、新潟県内ではごく珍しい。貴重な桜である。
 寺伝によれば、寺号を香林寺とした際、上杉謙信とその母の菩提のため、仙台の青葉城より贈られたとされている。
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